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屋根の修理に防水テープは役に立つ?機能や使い方のポイントを解説

2023年05月23日

屋根の補修を簡単に行う際に、防水テープは役に立つのか悩んでいる方へ。
自然災害や老朽化で屋根の補修が必要になった際、防水テープはとても便利です。

今回の記事では、防水テープを屋根の修理に使用しても問題ないか解説します。
さらに、知っておきたい防水テープの種類と、屋根に防水テープを使用する際のポイントもわかるようにしました。

屋根を補修する際に必要な知識が身に付くので、ぜひ最後までご覧ください。

屋根の修理に防水テープは役に立つ?機能や使い方のポイントを解説

屋根の応急処置は防水テープで大丈夫

防水テープは防水加工しているので、屋根の雨漏りなどの応急処置にぴったりです。
カットしやすく扱いやすいので、簡単な補修に向いています。

防水テープにはいくつか種類があり、多くのシーンに対応できるでしょう。
ガムテープに似たものや、シート状のものなど、状況に合わせてサイズも選べます。
屋根の応急処置に問題なく使えるので、ご安心ください。

屋根の応急処置に防水テープが向いている理由

屋根の応急処置に防水テープが向いている理由は以下の3つです。

・防水加工されている
・手軽に応急処置できる
・安価で購入できる

順番に説明していきます。

1.防水加工されている

普通のテープやシートには、防水加工が施されていません。
そのため、補修が必要な場所に貼っても水漏れは防げないでしょう。
正直なところ、緊急時の応急処置に使うにしても不安があります。

その点、防水テープは防水加工がされているので、安心して使えます。
修理するまでに時間がかかる場合でも、雨漏りなどの不安を感じません。
本格的な補修までの応急処置として、十分な効果が期待できます。

2.手軽に応急処置できる

防水テープは、ガムテープのように使用しやすい形状です。
補修が必要な場所に手軽に貼れて、迅速に応急処置できます。

一方、屋根の応急処置には、コーキング材が使用されるケースも多く見られます。
コーキング剤は、剥がす手間があるので面倒に感じるかもしれません。
乾くまでに、時間がかかる点も問題です。

その点、防水テープであれば、乾かす手間が生じません。
施工時間も短時間で済むので、応急処置にはうってつけといえます。

3.安価で購入できる

防水テープはサイズや機能によって値段は変わります。
安価に済ませたいのであれば、1,000円以下でも購入可能です。

入手するのも、ホームセンターやネットショッピングで済みます。
1本で概ね10~20mくらい使用できるので、処置する箇所が狭い場合もムダがありません。
コストを重視したい方には、特に適しているでしょう。

屋根に使える防水テープの種類

屋根の応急処置に使いやすい防水テープの種類や値段、特徴を紹介します。

使用用途

必要とされるテープの特徴

値段の目安

一般的な応急処置

耐水・防水

998円~

広範囲に利用したい

耐水・防水・幅広(200mm以上)

2,199円~

長持ちさせたい

強粘着力・さまざまな環境下の適用力が高い・耐水・防水

1,500円~

防水テープには、さまざまなサイズがあります。
そのため、使いたい箇所の状況に合ったサイズを選べるのが特徴です。
季節の温度変化によって剥がれないように、粘着力が高い商品も販売されています。

防水テープによる処置だけで、補修が完了できるタイプもあります。
どのように補修するのか、よく考えたうえで選びましょう。

屋根に防水テープを使用する際のポイント

屋根に防水テープを使用する際のポイントを3つ紹介します。

・雨漏りの場所を特定してから使用する
・粘着性の強いものを選ぶ
・貼り方に注意する

順に解説していくのでご覧ください。

1.雨漏りの場所を特定してから使用する

防水テープは、原因箇所を特定したうえで使用しましょう。
防水テープは幅が狭いので、闇雲に貼り付けてしまうとムダが生じてしまいます。
また、肝心の見栄えも悪くなってしまいます。

粘着力が強いテープの場合、貼り間違いは致命的です。
失敗を避けるうえでも、場所をしっかり特定してから使用しましょう。

2.粘着性の強いものを選ぶ

屋根の応急処置には、粘着性の強い防水テープが必須です。
屋根は簡単に登れる場所ではなく、作業の準備に労力もかかります。

そのため、一度貼った防水テープが剥離してしまうと、すぐに対応できないケースも考えられます。
粘着性が弱いテープでは簡単に剥がれてしまい、何度も貼り替えをする必要も生じるでしょう。
屋根は雨風にさらされる場所なので、粘着力が強い防水テープを選んでください。

3.貼り方に注意する

防水テープは、補修箇所にただ貼るだけではありません。
状況に適した貼り方が求められます。

貼り方を間違えてしまうと、防水テープの隙間から水が入り込んでしまいます。
作業しても雨漏りは改善されず、テープを貼った意味もありません。

外壁材と同様に、水下から水上に向かって防水テープを貼りましょう。
それでも水漏れが心配な方は、両面に粘着剤のある防水テープを使用してください。
より高い防水効果が得られます。

まとめ

屋根の応急処置に防水テープが向いている理由を紹介しました。
屋根から雨漏りが発生した場合、すぐには修理できないケースも多々あります。

修理までの応急処置として、防水テープを使うとよいでしょう。
防水性や気密性の高い防水テープもあるので、状況に応じて選択してください。

屋根の補修に防水テープを使えますが、あくまでも応急処置の範囲です。
速やかに、専門の業者へ補修を依頼してください。

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