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防水コーキングのやり方とは?適した材料や道具の選び方も解説!

2023年05月16日

「防水コーキングのやり方って難しい?」
「防水コーキングに必要な道具の選び方が分からない」

雨漏りや水漏れが気になる部分に、防水コーキングを施したい方もいるでしょう。
防水コーキングは、業者に依頼せずに自らの手で作業可能です。

今回の記事では、防水コーキングの目的や、やり方を徹底解説します。
さらに、道具・材料の選び方も分かりやすく紹介します。
身近な場所に防水コーキングを施したいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。

防水コーキングのやり方とは?適した材料や道具の選び方も解説!

防水コーキングのやり方はコツを知れば簡単

防水コーキングは水回りやコンクリートの補修のために、付け根(ゴムパッキン)部分を固める目的で行います。
屋内の水回り補修であれば、コーキングによって雨漏りや水漏れを防げます。

さらに、気密性を高めてカビの発生防止も可能です。

施工箇所に適したコーキング剤や道具を事前に準備すれば、業者に依頼せずとも自らの手で作業できます。
作業のコツと流れを覚えておけば、困ったときにいつでも補修ができて便利です。

防水コーキングのやり方|作業に必要な道具を紹介

防水コーキングの作業をする前に、以下7つの道具・材料をそれぞれ準備します。

道具

参考価格(税込)

ステンレス製のヘラ

600円

刷毛(はけ)

1,300円

カッター

800~2,000円

プライマー

1,200円

コーキング剤

1,000~2,000円

マスキングテープ

500~600円

コーキングガン

800~900円

参照:『ホームセンターコーナンの通販サイト

最低でも6,000円(税込)程度ですべての道具を購入可能です。
必要な道具と材料は、すべてホームセンターやオンラインショップなどで購入できます。

防水コーキングのやり方|道具選びについて解説

コーキングの作業を始める前に、道具と材料を揃えましょう。
それぞれ、補修する箇所に合わせた準備が大切です。

ここでは、使う道具と材料を選ぶ方法について解説します。
初めて自分の手で防水コーキングする方は、ぜひご覧ください。

適したコーキング剤の選び方

コーキング剤にはいくつかの種類があり、目的に合わせた選択が大切です。

お風呂や台所にはシリコン系、窓サッシには変形シリコン系のコーキング剤が適しています。
モルタル補修や、コンクリートのひび割れ部分の修繕にはウレタン系が向いています。

内装の壁紙には、アクリル系のコーキング材を選ぶとよいでしょう。
ただしウレタン系は紫外線に弱いため、対象となる箇所をコーキングしたら上から塗装する必要があります。

必要な道具の選び方

防水コーキングを施すうえで、マスキングテープとヘラは欠かせない道具です。

マスキングテープは、作業前に施工箇所に目印をつけるために使用します。
洗面所や台所などの狭い場所には粘着力が低い小さめのテープ、外壁には粘着力が高く大きめのテープが向いています。

コーキングのヘラ選びは、施工箇所にフィットするかがポイントです。
数本がセットになったヘラを選ぶと、さまざまなシーンで役に立ちます。

防水コーキングのやり方|実際の作業を5ステップで解説

防水コーキングのやり方は以下のとおりです。

1.施工する場所を清掃する
2.マスキングテープを貼り付ける
3.プライマーとコーキング剤を塗る
4.ヘラで均等にしてテープを剥がす
5.しっかりと乾燥させる

それぞれのステップを解説します。

1.施工する場所をきれいにする

まずは、施工箇所を丁寧に清掃します。
作業の際に、コーキング剤にゴミやほこりが入りにくくするためにも事前の清掃は大切です。

清掃の際には、カッターを利用して元々あったマスキングテープを剥がします。
カッターによるケガに注意しながら、ゆっくりと剥がすのがコツです。

施工箇所に水気があるなら、事前にしっかりとタオルで拭き取って作業に支障をきたさないようにします。

2.マスキングテープを貼り付ける

古いマスキングテープを剥がして清掃を終えたら、コーキングする箇所にマスキングテープを貼ります。
施工箇所の周辺にコーキング剤が飛び散らないようにするのが目的です。

施工箇所から1mmほど離して、できる限りマスキングテープが浮かないように貼り付けていきます。
目印をつけて作業を進めやすくするためにも、対象となる箇所に合ったマスキングテープを貼り付けましょう。

3.プライマー(下地)とコーキング剤を塗る

マスキングテープを貼ったら、空気が中に侵入しないようにプライマー(下地)を塗布します。
プライマーは、施工箇所のコーキング剤の接着力を強めてくれます。
細かいほこりを防ぐためには欠かせません。

プライマーを塗布したら、目地からはみ出ないよう慎重にコーキング剤を流し込んでいきます。
作業する際には、専用のコーキングガンを使用します。
力加減を微調整しながら充填していくのがポイントです。

4.ヘラで均等にしてマスキングテープを剥がす

コーキングが完了したら、ヘラで補修箇所に施したコーキング剤を均等にしていきます。
ゆっくりとヘラを滑らせながら、できるだけムラのないように整えるのがポイントです。

ヘラで均等にしたら、マスキングテープを丁寧に剥がします。
剥がしたあとは、テープのべたつきを残さないように濡れたタオルで拭き取ります。

剥がす際は、仕上がりをきれいにするためにテープ汚れはきれいに落としましょう。

5.時間かけて乾燥させる

すべての作業工程が完了したら、じっくりと時間をかけて施工箇所を乾燥させます。
通常は2時間ほどで表面が硬くなりますが、完全に硬くなるまでには1~3日間かかるので注意が必要です。

外壁や外のコンクリートひび割れ部分は、可能であれば天候のよい日に作業すると早めに乾燥しやすくなります。
乾燥させている間は、施工箇所に触れないように心がけましょう。

まとめ

防水コーキングは、業者に依頼せずとも自らの手で作業可能です。
今すぐに補修が必要な箇所でも、道具と材料を揃えて手順通りに作業すれば対応できます。

防水コーキングのやり方を覚えれば、補修費用を節約できる点がメリットです。
身近なホームセンターで必要な道具を用意して、水漏れや雨漏りがあればいつでも補修ができるように備えましょう。

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