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雨漏りの点検にかかる費用はどのくらい?目安と点検の重要性も解説

2024年02月06日

雨漏りは発生場所が分かりにくいところもあります。

雨漏りの発生場所を突き止めるには、点検が必要です。
しかし、雨漏りの点検費用にいくらかかるか不安になる方もいるでしょう。

この記事では、雨漏りの種類とそれぞれにかかる費用について解説します。
屋根から雨漏りがしているような気がして不安な方や、屋根の点検を考えている方は参考にしてください。

雨漏りの点検にかかる費用はどのくらい?目安と点検の重要性も解説

雨漏り点検の種類を紹介

はじめに、雨漏り点検の種類を3つ紹介します。
雨漏りは屋根や壁から発生しますが、発生源が分かりにくい場合も珍しくありません。

そのため、雨漏りが疑われる場合は点検をする必要があります。

触診・目視による調査

触診や目視による調査とは、調査員が屋根に登ったりドローンなどの機器を使ったりして雨漏りの有無を確認する調査です。
屋根材の破損や劣化などが見られる場合は、目視や触診だけで雨漏りが見つかる場合が多いでしょう。

雨漏りが疑われる際、真っ先に行われる点検調査です。
触診や目視にかかる費用は無料でできる場合や相場で最大3万円前後と幅広くなっています。

雨漏り修理を行う業者が行う無料点検調査とは、触診や目視によるものが一般的です。
触診や目視による点検調査はすぐに実施できるメリットがある一方、雨漏りのか所が目の届きにくい場所だと発見が難しいといったデメリットもあります。

散水調査による再現調査

散水調査とは、屋根や壁に実際に水をかけて雨漏りのか所を発見する点検調査です。
雨が降った様子を再現すれば、目視や触診調査では発見できなかった雨漏りのか所を発見できる可能性もあります。

散水調査にかかる費用は5万円~と建物の大きさや状態によって変わるので、依頼する場合は必ず見積もりを作成してもらい、納得したら依頼しましょう。
また、業者によっては雨漏りの原因が特定できなければ料金がかからないといったところもあります。

雨漏り散水調査は雨漏りの発生箇所が特定しやすい反面、結果が出るまでに24時間以上かかる場合もあり、時間を要する可能性のある点がデメリットです。

そのほかの調査

雨漏り調査には、このほか以下のような調査があります。

・赤外線調査:サーモグラフィーで壁や屋根を調査して温度変化で雨漏りか所を特定する
・ガス調査:人体に無害なガスを挿入し、ガス警報器がなる場所で雨漏りか所を特定する
・電気抵抗調査:通電して雨漏りか所を特定する調査

業者によって行っている調査の内容も異なります。

どの雨漏り調査が最適なのかは業者が判断してくれるので、説明を聞いて納得したら調査してもらいましょう。

雨漏り点検にかかる費用はどのくらい?

雨漏り点検にかかる費用は、無料から数十万と幅広いのが現状です。
同じ点検でも屋根や壁の面積によって値段が変わり、大きな家ほど値段が高くなる傾向です。
また、点検の際に足場を組む必要がある場合は点検調査費用に加えて足場の設置、解体費用がかかります。

雨漏り点検を依頼したい場合、必ず見積もりを作成してもらいましょう。
見積もりを確認して納得したら調査依頼の契約を結んでください。
見積もりの作成をしぶる会社や見積もりの内容がいいかげんな会社は申し込まないほうがいいでしょう。

見積もりの内容が分かりやすく価格が明確な会社がおすすめです。

雨漏りを放っておくとどうなる?

最後に、雨漏りを放っておくデメリットと早期に雨漏りの点検を早期に行うメリットについて解説します。

雨漏りは、屋根から水がポタポタ落ちてくるような派手なものばかりではありません。
染み出すように屋根から水が浸入して被害が大きくなるまで気がつかないケースもあります。

だからこそ、雨漏り点検は重要です。

屋根全体が傷む

雨漏りの発見が遅れると屋根全体が傷む可能性があります。
少しずつ屋根の隙間から雨漏りしている場合、雨漏りに気づく前に屋根の建材が腐食したりカビが生えたりします。

ひどい場合は、屋根全体の葺き替えが必要になる場合もあるでしょう。
そこまで屋根が傷んでいなくても、屋根材を一度剥がして防水シートの交換などの大規模な修理が必要になる可能性があります。

修理費用も高額になるほか、屋根そのものの寿命が短くなる恐れもあります。

早期発見するほど費用がかからない

反対に、雨漏りを早期発見するほど屋根材の部分交換など小規模な修理ですむ可能性が高いです。

小規模な雨漏りをしている場合、以下のような特徴があります。

・部屋全体がカビ臭い
・天井のクロスに水染みができている
・雨が降ると以前より部屋の湿度が高くなる

特に部屋全体がカビ臭くなったり、天井のクロスに染みができていたりする場合は要注意です。
雨漏り検査は方法によっては費用がかかるため、水が部屋の中に落ちてこない限り「まだいいか」と思いがちです。

しかし、雨水が屋根裏に浸入し続ける時間が長いほど、建材の痛みが激しくなるため修理費用が高額になる可能性もあるため注意が必要です。
屋根の雨漏りが疑われる場合はできる限り早く点検を依頼しましょう。

まとめ

本記事では、雨漏り点検の種類やおおよその費用相場の目安を紹介しました。

雨漏り点検は、種類や業者、さらに家の規模や状態によって値段が変わります。
無料の点検以外は必ず見積もりを作成してもらい、納得したら依頼しましょう。
そうすれば、スムーズに修理まで依頼できます。

業者を選ぶ際は値段だけでなく口コミや実績も確認のうえ選びましょう。

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