お役立ちコラム

column

住宅の窓ガラスコーティング メリットと自分でやる方法・費用を紹介

2023年02月16日

窓ガラスコーティングが住宅にどのような効果があるかご存じでしょうか。
窓ガラスを綺麗に見せたり、傷を防いだりする以外にも窓ガラスコーティングにはさまざまなよい効果が期待できます。

また、実は窓ガラスコーティングは意外と簡単に自分でも施工が可能です。
本記事では住宅の窓ガラスコーティングのメリットと自分で施工する場合の方法や準備物、注意点について解説しています。

住宅の窓ガラスコーティング メリットと自分でやる方法・費用を紹介

住宅の窓ガラスコーティングって何?断熱フィルムの違いは?

住宅の窓ガラスコーティングとは、外的リスクから窓や室内を守るために施工される方法です。
窓ガラスは室内環境を整える反面、紫外線などのリスクが侵入してきます。
そんな外部リスクから家を守り、よりよい家にする手段が窓ガラスコーティングです。

似たような施工として断熱フィルムを窓ガラスに貼る方法もあります。
価格は窓ガラスコーティングの方が安価で、施工時間は断熱フィルムの方が短く手軽です。

ここでは窓ガラスコーティングを中心に解説しますが、自分達の目的に合う方を選ぶようにしましょう。

窓ガラスコーティングをするメリットは何?

先に述べたように、窓ガラスコーティングは外的リスクから窓や室内を守る効果があります。
具体的なメリットは以下の4つです。

● 室内の日焼けを防ぐ紫外線防止効果
● 断熱・遮熱効果アップで省エネ・節電に
● 断熱フィルムが貼れない窓ガラスでも施工可能
● 窓ガラスに張り付く虫の数が減る

早速それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

室内の日焼けを防ぐ紫外線防止効果

窓ガラスコーティグのメリット1つ目は、紫外線を室内に侵入させない効果です。
長期的・継続的に紫外線が室内に入り続けると、家具やフローリングなどが日焼けして劣化が進みます。

窓ガラスコーティングに期待できる効果は、日焼けの原因である紫外線が室内へ侵入するのを防止する点です。
紫外線を99%もカットしてくれる商品もあるので、劣化防止対策に適しています。

断熱・遮熱効果アップで省エネ・節電に

2つ目のメリットは、断熱・遮熱効果の向上です。
窓ガラスは冬場は日光の熱で室内を温めてくれますが、夏場は冷房で適温になった部屋を暑くするため、エアコン効率が悪くなり電気代も高くなります。

窓ガラスコーティングには、日光の熱を遮断する効果もあるのです。
日光の熱が室内に熱が伝わりにくくなるのでエアコン効率がアップします。
そのため、冷暖房の節電になり省エネ効果に繋がります。

断熱フィルムが貼れない窓ガラスでも施工可能

3つ目のメリットは、断熱フィルムが貼れない窓ガラスでも施工が可能な点です。
表面が凸凹した窓ガラスは断熱フィルムでは施工できませんが、窓ガラスコーティングは可能です。

ただ、使えるかどうかは商品によるので、必ず使用できるかどうかは確認しておきましょう。
また、コーティング剤はつなぎ目が出ないため、大きな窓ガラスでも綺麗に施工できます。

窓ガラスに張り付く虫の数が減る

4つ目のメリットは、窓ガラスに張り付く虫の数が減る点です。
虫は室内の照明から発せられる紫外線に反応して寄ってくる性質があります。
窓ガラスコーティングは、照明からの紫外線もカットするため窓ガラスに張り付く虫を減らせます。

虫が窓ガラスに張り付く数が減るので、見た目も美しく汚れが付着しにくくなるのも嬉しい点です。

住宅の窓ガラスコーティングはDIY可能?業者と費用相場の比較も

住宅の窓ガラスコーティングは、比較的簡単にコーティングをDIYできます。
DIYするメリットは、費用を大きく抑えられる点です。
業者に依頼した場合、費用相場は5〜10万円ほどです。
しかし、DIYする場合は1万円以下の費用に抑えられます。

コーティング剤によって施工方法に違いがあります。

スプレーガン施工 コーティング剤を窓にスプレーを噴射して塗る方法。
スポンジ施工 スポンジを用いてコーティング剤を塗布する施工方法。
垂れ流し施工 窓にコーティング剤を塗布して垂れ流して行う施工方法。

購入時には必ず施工方法を確認しておくようにしましょう。

DIY:準備物

窓ガラスコーティングのDIYをする際は、以下のものを準備します。

養生テープ、養生シート 窓ガラスのまわりの床などが汚れないため。
ガラススクレーパー、タオル 窓ガラスに付着している汚れを除去するため。
プライマー コーティング剤をより密着させるための下塗り剤。
コーティング剤

窓ガラス用のコーティング剤。

ホームセンターや通販で購入可能。

ローラー コーティング剤を均一に塗るため。

また、作業前は、窓ガラスのまわりのカーテンや家具などを避けておきましょう。

DIY:手順

窓ガラスコーティングをDIYする際の手順を解説していきます。

1. 窓ガラスのまわりがコーティング剤で汚れないよう養生テープやシートで養生する。
2. 窓ガラスの表面に付着した汚れをガラススクレーパーやタオルで取り除く。
取りきれない場合は、専用の薬剤で油膜を取り除く。
3. プライマーで下塗りをする。
4. プライマーを塗ったらすぐにローラーかコーティング剤に付属している専用のスポンジでコーティング剤を塗る。

以上の手順でコーティングは完了です。

DIYする場合の注意点

窓ガラスコーティングは、比較的簡単にDIYできますが注意点もいくつかあります。

窓ガラスサイズを測っておく コーティング剤の量が、コーティングする窓ガラスのサイズに足りるかどうかの確認のため。
すりガラスや型板ガラスへの施工 失敗した場合、表面が凸凹しているためコーティングを剥がすのが難しい。
施工後1週間は触らない 施工後は傷つきやすいため。窓ガラスの掃除も施工後3週間から1ヶ月程度は行わないようにする。
施工時の温度管理 室内の湿度が高いとコーティング剤が結露によって白く濁る場合がある。
施工中は風に窓ガラスが当たらないようにする エアコンや外の風でコーティング剤が早く乾くと、透明感がなくなる場合があるため。
臭いに注意 施工中はシンナーのような臭いがするため、子どもやペットは別室に移動させ、マスクを着用して作業する。

施工前に上記の注意点を確認してから作業しましょう。

まとめ

住宅の窓ガラスコーティングのメリットや自分で窓ガラスコーティングをする場合の手順・準備物、注意点について解説しました。
窓ガラスコーティングは、窓を綺麗に保つだけでなく自分達の住環境をより快適にする効果も期待できます。

コーティングは自分達でも意外と簡単に施工できますが、心配な場合は業者に相談するなどして適切な施工をするようにしましょう。

CONTACT

お問い合わせ

078-881-7751

家の漏水のお悩みや
防水対策は、
延べ3,000件以上
実績を持つ

ティオにお任せください。