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防水効果がある屋根塗装とは?種類や防水塗装の重要性を解説

2024年02月20日

屋根塗装を行う目的の一つに防水があります。

屋根はそれ自体に防水効果はありません。
屋根に防水効果を与えるには、防水塗装が必要です。

本記事では、屋根塗装で行なえる防水工事の種類や重要性などを紹介します。
DIYで屋根の防水工事ができるかどうかも解説するのでご覧ください。

防水効果がある屋根塗装とは?種類や防水塗装の重要性を解説

屋根塗装による防水とは?

はじめに、屋根塗装による防水の概要や目的などを紹介します。
屋根はいろいろな素材でふかれますが、屋根材自体に防水性はありません。
屋根に防水性を持たせるには別途工事が必要です。

陸屋根・屋上などの傾斜のない屋根に必要な防水工事

屋根塗装による防水とは、陸屋根・屋上など傾斜のない屋根に行う防水工事の一種です。
一般的な屋根は屋根の下に防水シートを敷いてその上に防水加工をした屋根材を貼って防水機能を持たせます。
そのため、屋根ができあがったあとに防水塗装をする必要はありません。

一方、陸屋根や屋上は屋根に傾斜がないため雨水が長期間屋根の上にたまりやすいです。

また、屋上は人が活動することを想定しているため、コンクリート製が一般的です。
コンクリートはそれ自体に防水機能がないため、防水塗装をして雨水の浸入を防ぐ必要があります。

塗装をしないと雨漏りが発生する恐れがある

前述したように、屋根材やコンクリートはそれ自体に防水機能はありません。
そのため、防水塗装をしたり防水シートを敷いたりしないと雨水が染みこんで雨漏りの原因になります。

なお、防水塗装や防水シートの寿命は屋根の寿命より短いため定期的な塗り替えなどのメンテナンスが必要です。
もし、メンテナンスをしないまま放置すれば雨漏りが発生して建物自体の寿命が短くなります。

防水目的の屋根塗装には複数の方法があるため、できるだけメンテナンスの費用を抑えたい場合は耐用年数の長い方法を選択してください。

屋根塗装に使われる塗料の種類

ここでは、屋根塗装に使われる塗料の種類について紹介します。
どの塗料が最も適しているかは、屋根の状態や建物の築年数、形状などでも異なります。
そのため、どのような塗料があるかを把握しておくと選択の目安になるでしょう。

FRP

FRPとは、繊維強化プラスチックの略称です。
プラスチックと聞くと硬い板状のものがイメージされますがFRPは通常の塗料のように液状です。
軽量で耐久性があり、防水性にも優れている塗料でガラスのようにつややかで透明感のある仕上がりになります。

屋根以外にはプールや浴槽など水を溜める施設の塗装にも使われます。
また、一般的な屋根や雨樋などに使われます。
その一方で紫外線に弱いデメリットもあり、寿命の目安は10~13年程度です。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、屋上防水工事に最もよく使われる塗料です。
固まってもゴムのような弾性を失わないのが特徴で、トップコートを塗って硬度を出します。
トップコートの寿命はウレタン塗料のより短いためトップコートのみの塗り替えも必要です。

その一方で屋上だけでなくバルコニーや階段など幅広い場所に使えます。
ウレタン塗料自体の寿命はFPR防水と同じく10~13年です。
なお、FPRよりウレタン塗料は紫外線に強いメリットもあります。

防水目的の屋根塗装をDIYで行う方法とデメリットは?

近年はDIYが流行しており、大がかりな塗装やリフォームもDIYで行う方が増えています。
屋上ならば転落の心配もないため、屋根塗装を自分で行いたい方もいるでしょう。
ここでは、DIYで防水目的の屋根塗装を行う方法やデメリットを紹介します。

狭い部分なら可能

防水目的の屋根塗装は、狭い部分ならばDIY可能です。
屋上が広い場合、FPRやウレタン塗料が部分的に劣化する場合もあります。
そのような場合、ホームセンターで塗料を買ってきてDIYが可能です。

また、戸建てのベランダなども自分で防水目的の塗装ができます。
なお、どのような塗料を使っても一定の時間がかかるため、休日など時間があるときに行いましょう。
狭い場所でも1~2時間ですべての塗装を行うのは難しいでしょう。

広い範囲の塗装は業者に依頼したほうがよい

防水目的の塗装は、厚く塗らないと効果がありません。
広い面積を一定の厚さで塗るには技術がいります。

たとえ塗ることはできても、防水効果を十分に発揮させるには時間がかかります。
そのため、屋上屋根全体を防水塗装をしたい場合は専門の塗装業者に任せましょう。

なお、広い範囲をDIYで防水塗装場合は塗料代だけでも一定の費用がかかります。
自分でDIY塗装を行いたいと考えている方は、まず塗料代を計算してみましょう。
塗装の手間を考えると業者に依頼したほうがコスパがよい場合も多いです。

それに加えて、万が一十分に防水効果が発揮できないと塗装をやり直さなければなりません。

まとめ

本記事では、屋根防水をする必要性や使用する塗料、DIYで防水屋根塗装をする注意点などを紹介しました。
防水塗装は一見するとDIYでできそうに見えますが、防水機能を発揮させるためには一定の厚さに塗らなければなりません。
そのため、広い屋上屋根を塗る場合などは塗料の代金を考えても業者に依頼するのがおすすめです。

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